JAあいち三河の概況

組合長あいさつ

天野𠮷伸

 初夏の候、組合員の皆様におかれましては、お健やかにお過ごしのこととお慶び申し上げます。

 平素よりJA各事業に格別のご理解とご協力を賜り心より厚くお礼申し上げます。

 令和2年度は、第7次中期3か年事業計画の最終年度として、JAの使命である地域農業の持続的発展と農業所得の向上への取組みを継続して参りました。その結果、コロナ禍で大変厳しい経済情勢でしたが、概ね計画通りの実績をあげる事ができました。これもひとえに組合員、地域の皆様のご理解とご協力の賜ものと重ねてお礼申し上げます。

 さて、我が国の経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的流行による未曾有の経済停滞に陥り、更に感染拡大防止のために経済活動の人為的な抑制を余儀なくされ、これにより急激かつ大幅な景気後退に至りました。感染拡大の防止策を講じつつ、社会経済活動のレベルを引き上げていく中で持ち直しが期待されますが、感染の動向が内外経済に与える影響に注視すべき状況にあります。

 農業をとりまく情勢は、農地や農業従事者の減少による生産基盤の縮小や相次ぐ自然災害、さらに感染症拡大も農業分野に与えた影響は大きく、一段と厳しさを増しております。また、今年1月に就任したバイデン新大統領がトランプ前政権からの政策を転換する大統領令に次々に署名し、日米貿易協定の締結やTPPをはじめとした国際貿易交渉の行方が依然不透明となっております。

 こうした状況の中、JAグループでは組合員との双方向の対話を継続展開し、組合員との信頼関係構築、組合員の意見・要望等の反映による自己改革、持続可能なJA経営基盤の確立・強化に向けた取組みを一層進めて参ります。

 令和3年度は、第8次中期3か年事業計画の初年度にあたり、経営理念の更なる達成に向けた取組みを自己改革の実践を通じて展開して参ります。建設して3年目を迎えた「いちご生産拠点研修農場」や昨年建設した「いちご生産団地」においては、後継者・新規就農者の定着支援に取組み、新たに管内生産農産物を発展させるため「ナス塾」の運営を検討し、引き続き農業所得の向上と地域農業の持続的な発展を目指して参ります。

 また、JAの総合事業の強みを発揮して、多様化する組合員のニーズに応え、経営基盤強化とあわせて「不断の自己改革」に取組んで参ります。組合員の皆様におかれましては、今後ともより一層のご指導、ご支援を賜りますようお願いするとともに、平素の皆様のご厚情に心より感謝申し上げ、ご挨拶といたします。

令和3年6月25日
あいち三河農業協同組合
代表理事組合長
天野𠮷伸