JAあいち三河の概況

組合長あいさつ

天野𠮷伸

 平成30年度は、第7次中期3か年事業計画の初年度として地域農業ビジョンに沿った事業推進を行い、農家所得の増大と地域農業の維持・発展に努めて参りました。その結果、厳しい情勢が続く中ではありますが、ほぼ計画通りの実績をあげる事ができました。これもひとえに組合員、地域の皆様のご理解とご協力の賜ものと重ねてお礼申し上げます。

 さて、我が国経済は、10月に消費税率の引上げが予定されている中、経済の回復基調が持続するよう軽減税率制度の導入や各種の負担軽減政策により実質的GDPの落ち込みも限定的とみられ、雇用・所得環境の改善が続き、内需を中心とした景気回復が見込まれています。しかし、米中貿易摩擦や英国のEU離脱問題など地政学的影響や長期化するゼロ金利政策による金融資本市場への影響等、様々なリスクが懸念されております。

 一方、農業をとりまく情勢は依然として厳しく、担い手の減少と高齢化の問題や企業の農業新規参入など、今後の全体像が描き難い状況となっております。JAの役割である安定した食料生産と供給を今後も図るためにも、「農は国の基」という信念のもと、農業やJAについて理解を得ていく活動の展開が必要であると考えております。

 こうした状況の中で、JAグループは組合員の営農とくらしを守るために、自己改革の取組みを全力で進めてきました。この改革の方向性は揺らぐものではなく、これからも総合事業を堅持するとともに、地域に根差した活動によりJAが組合員や地域の皆様にとって必要とされる存在となるよう役割を十分果たして参ります。

 5月に元号が改元され令和という新たな時代を迎え、当JAにおきましても今年度は合併20周年を迎える節目の年であります。自己改革の実践を通じて農業支援や地域への貢献にむけた取組みとして、新たに「いちご生産拠点研修農場」を建設し生産者の育成を目指して参ります。これまでの自己改革の活動を継続し、『農業者の所得増大』、『農業生産の拡大』、『地域の活性化』の実現に向け邁進して参ります。組合員の皆様におかれましては、今後ともより一層のご指導、ご支援を賜りますようお願いするとともに、平素の皆様のご厚情に心より感謝申し上げ、ご挨拶といたします。

令和元年6月21日
あいち三河農業協同組合
代表理事組合長
天野𠮷伸