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菜種油でフライドポテト/女性部が児童に食の大切さ伝える/JAあいち三河女性部食育・菜の花実行委員会

2018/11/30

 JAあいち三河女性部食育・菜の花実行委員会は11月21日、岡崎市立六ッ美中部小学校の調理室で、菜種を使った食育体験の総仕上げとなるフライドポテトの食べ比べを行い、同校4年生児童48人が、菜種油とサラダ油それぞれのフライドポテトを味わいました。
 児童らは、菜種油とサラダ油の両方でジャガイモとサツマイモが揚がる様子を観察し、色や香り、味の違いを確かめました。
 同委員会は女性部の食育を担当しています。同校での体験は年2回あり、6月に委員会が育てた菜の花を用いた脱穀と搾油の体験があり、その後JAがすべての菜種を西尾市で菜種油を製造・販売する「純粋焙煎工房ほうろく屋」に持ち込み油にして食べ比べに使用しています。油のできる過程を学び、食や農業に関心を持ってもらうことが目的で、六ッ美地区が昭和初期から30年代にかけて、全国有数の菜種産地だったことがきっかけで始まり、今年で10年目を迎えました。
 女性部の石川きぬ枝部長は「食や農業の大切さを知ってほしい。この思いを次世代につなげたい」と話しました。

写真=ポテトがナタネ油で揚がる様子を観察する児童と女性部員