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米「あいちのかおり」刈穂祭を開催/10月22日に宮中へ献上

2025/10/24

 JAあいち三河は10月7日、「第133回愛知県農業祭献穀事業」の一環として、宮中に献上する米「あいちのかおり」の刈穂祭を行いました。
 当日は献穀者の大竹博久組合長や主催者の榊原昭博専務ら57人が出席し、祝詞奏上や斎田清祓の儀など10の神事を執り行いました。刈穂の儀では、大竹組合長や榊原専務、西三河農林水産事務所所長の3人が黄金色に染まった斎田で1株ずつ稲刈りを行い、脱穀の儀では、大竹組合長と榊原専務が刈り取った稲を脱穀しました。
 大竹組合長は「黄金色に輝く立派な稲になり収穫を迎えることができた。献穀米が新嘗祭に奉納されることは、この上ない喜び。この感動を胸に刻み、今後も地域農業の発展と安全で安心な食の提供に尽力していきたい」と話しました。
 同事業は五穀豊穣を天神地祇に祈り、自然の恵みと勤労に感謝して行われる伝統行事で、県内JAが持ち回りで担当し、同JAでは2010年(平成22年)以来15年ぶり。10月22日に宮中へ献上しました。

写真=稲を刈る大竹組合長(7日、岡崎市下和田町)