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本格的出荷を前に規格の確認/JAあいち三河幸田町なす部会「目揃い会」と「夏秋なす鉢植品評会」を開催
2025/07/29
JAあいち三河幸田町夏秋なす部会は6月19日、同JA幸田営農センター野菜集荷場で目揃い会を開きました。同部会員21人が参加、7月1日から始まる共計出荷を前に市場関係者らを招き、ナスの出荷規格について確認しました。
市場関係者から「来週から、夏秋ナスの出荷が増える。出荷の増減する情報を早く繋げて、安定した品質で出荷を」と呼び掛けました。
同会の後、「令和7年度幸田町夏秋なす部会鉢植え品評会」を併せて開催。生産者の栽培技術向上や同町が県内屈指のナス生産地であることを消費者にアピールするために毎年開催しており、今年で32年目となりました。。
今回は部会員より21点の鉢植えが出品され、西三河農業改良普及課や行政、市場担当者、JA職員6人が生育の良好さや病害虫、整枝等管理ができているかなどの基準から審査しました。6点が入賞し、最優秀賞の幸田町園芸振興会長賞には浅井裕司さんが選ばれました。同普及課の閏間さおり専門員は「定植時の4月から5月下旬にかけて低温が続き、5月、6月の日照時間が例年の半分と全体的に生育が遅い中、入賞したものについては樹勢の強さや葉の大きさ、実の色、ツヤのバランスが揃っていた」と講評しました。
同部会は、21人の生産者が約2.8㌶で夏秋ナス「筑陽」を栽培。出品された鉢植えは幸田町役場や地元市場を通してスーパーなどに飾り、消費者にPRしていきます。
品評会のその他入賞者
▼あいち経済連合会長賞=飯飼正人さん▼あいち三河農業協同組合長賞=坂本康弘さん▼セントライ青果(株)社長賞=山本善春さん▼(株)衣浦総合卸市場社長賞=内藤成一郎さん▼幸田町夏秋なす部会長賞=加藤茂樹さん
写真=同品評会に出品した鉢植を審査する審査員(幸田町のJA幸田営農センター野菜集荷場)