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地元産米を地元量販店へ/JAあいち三河のコシヒカリ販売開始/JAあいち三河

2018/09/08

 JAあいち三河は8月31日、スーパーマーケットチェーンの㈱ドミーと協力し、同JA管内(岡崎市と幸田町)の新米「コシヒカリ」を36店舗で発売しました。ドミーではこれまでも「愛知県産」の新米の取り扱いをしていました。今回新たに、同JA管内で収穫されたお米のみに限定したことで、より身近な地産地消商品となりました。同JA名をパッケージに表記したことや、愛知県全体を示すオレンジ色のシルエットの岡崎市と幸田町のみを透明にし、中身が見えるように工夫したことで、地元産らしさを強く打ち出したデザインになっています。
 販売するのは、新米「コシヒカリ」と、10月上旬からはじまる「あいちのかおり」、各5㌔㌘・10㌔㌘の4品です。
 同JAは10年前から続く田植えや稲刈りを体験できるイベント「お米実らせ隊」の共催や、管内の特産品でもあるイチゴを使ったジャムパンの販売などで関係を築いてきました。同JAは売り先の明確化や地元量販店に地元農産物が並ぶ点、ドミーは地産地消や食の安心を求める消費者への販売促進や他店との差別化を図れる点など、双方に複数のメリットがあったことから商品開発に繋がりました。
 同日、同JAの新家智明経済担当常務、附柴正人営農販売部長ら7人が岡崎市にあるドミー本社を訪問し、梶川勇次代表取締役社長などドミー関係者4人と取り組みの目的や今後の販売促進の計画などを話し合いました。新家常務は「地元量販店で販売することで地元農産物を知ってもらえる良い機会。今回をきっかけに、今後にもつなげたい」と話しました。梶川社長は「岡崎市、幸田町で10店舗あるので、お弁当などにも使用していくことで地元産米をPRできる。今後予定のフェアなどで周知できたら」と話しました。
 今後も同JAは管内農産物の販路拡大や消費拡大に向けてのPRを積極的に行っていきます。

写真=お米を持つ新家常務㊨と梶川社長