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なつきらり田植えスタート/8月中旬頃の収穫目指す/JAあいち三河

2024/04/15

 JAあいち三河管内で最も早く田植えが始まる生産者の斉藤茂晴さんの水田で、米「なつきらり」の田植えが始まっています。今年は天候不順による苗の生育が懸念されたものの、4月11日に初日を迎え、この日は約1㌶に大型の田植え機を使用して苗を植えつけました。
 「なつきらり」は県農業総合試験場が開発した品種で、夏の高温に強く、上品な甘みともっちりとした食感が特徴。一定の要件を満たした経験豊富な登録生産者が生産しており、1等米であることやタンパク質含有量が6.4%以下と厳しい基準をクリアした玄米のみが愛知県のブランド米「愛ひとつぶ」として販売されます。
 同JA管内の岡崎市と幸田町では、11人の生産者が約60㌶に「なつきらり」を作付け。今年産は昨年産よりも約5㌶多く作付けし、収量は約30㌧を見込んでいます。収穫は8月中旬頃始まる予定。

写真=「なつきらり」を田植えする斎藤さんのご家族(11日、幸田町坂崎)