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中山間地域で採れる山菜出荷/春の味覚を消費者に届ける/JAあいち三河ぬかた特産部会山菜グループ

2024/04/11

 JAあいち三河ぬかた特産部会山菜グループが栽培する山菜の出荷が4月3日から始まっています。標高200~500㍍の中山間地の山林や休耕田を利用して7名が栽培しており、約10種類の春の味覚を消費者に届けようと出荷作業が進んでいます。
 岡崎市にある中山間地域では、アクがなくサラダにしても食べられる「コゴミ」やほのかな苦みともちっとした食感の「タラノメ」、くせのない香りとぬめりが特徴の「ワラビ」などを収穫。中旬頃から希少なゴンズイ、モミジガサに加え、コシアブラやゼンマイ、ヤマブキなども収穫が始まる予定です。
 生産者は「えぐみの少ない今の山菜を味わって欲しい。山の恵み、季節の移り変わりを感じてもらえたら」と話しました。
 同部会は約20年前に特産物を作ろうと設立。出荷は地元市場やJA産直店舗「おかざき農遊館」を中心に「道の駅藤川宿」などに向け4月末まで続きます。また、7月中旬から9月中旬にかけてはミョウガを出荷しています。

写真=コゴミを収穫する生産者(9日、岡崎市)