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促成ナス目揃え会開く/残り3カ月で年間出荷量の半分である600㌧見込む/JAあいち三河促成なす部会

2024/04/10

 JAあいち三河促成なす部会が栽培する「とげなし美茄子」「千両」の2品種が4月から出荷ピークを迎えています。今年は天候不順による低気温などの影響から全国的に収量が少ない傾向にあるものの、残り3カ月で年間出荷量の半分である600㌧を見込んでおり、長野県や中京市場、地元市場に向けて出荷は続きます。
 4月5日には、同部会矢作支部で出荷規格を揃えるため中間目揃え会を開催し、生産者や市場担当者、経済連など24人が参加。大きさや形状、ツヤなどの規格を再度共有しました。同支部の杉浦義孝支部長は「春先に果形が変わってくるため、規格をしっかり揃えて安定した品質を維持していきたい」と意気込みました。
 同部会は4支部(六ツ美、矢作、葵、幸田)の生産者39名が約8.32㌶で栽培。促成ナスは果肉が柔らかいのが特徴で、ビニールハウス内で温度調節しながら栽培するため、冬に出荷が可能。また、「とげなし美茄子」は同部会を含む西三河促成なす部会が独自にブランド化している「とげなし輝楽」を多産地との差別化を図ってつけたブランド名。

写真=とげなし美茄子の出荷規格を確認する生産者ら(5日、本郷集荷場)