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第一農業塾20周年/390人の修了生輩出し、地域農業活性化へ繋げる/第一農業塾

2024/02/14

 地域農業に興味のある組合員や地域住民を対象に土づくりや肥料散布などの基礎を学ぶ「第一農業塾」が開塾20周年を迎えました。JAあいち三河が発行するコニュニティー誌「みようね!」で取り上げたことや過去の塾生からの評判もあって、参加希望者が年々増加しており、今年は過去最高の28名が参加。これまでに390人の修了生を輩出し、地域農業の活性化に繋げています。
 同塾ではJA職員が講師となり、週に1回開校。座学と実習を交えた講義を開き、種まきから収穫までの基礎的な知識と技術を習得します。スイカやキュウリ、白菜など年間に20品目を超える農産物を栽培。
 同塾に参加している塾生たちは「自己流で挑戦している時は自信が持てなかったが、今では基本的なことを覚え自信が持てるようになった」「今後は規模を増やしたい」「困った時に相談し合える仲間ができた」と収穫物を見てほほ笑みます。
 講師を務める営農企画課の杉浦英博さんは「この塾を通じて、育てる喜びや楽しさを知ってくれる塾生が増え嬉しく思う。来年度以降も地域農業を盛り上げる仲間が増えるよう努めていきたい」と話します。

写真=収穫に喜びを見せる塾生ら(13日、同JA本店)