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収量アップと品質良好/「とげなし美茄子」最盛期へ/JAあいち三河幸田町促成なす部会

2024/02/06

 JAあいち三河幸田町促成なす部会が栽培する促成ナス「とげなし美茄子」が2月中旬から5月にかけて最盛期を迎えます。栽培を行う同部会の畦畑正博部会長のハウスでは「とげなし美茄子」の収穫、出荷作業が続きます。
 「とげなし美茄子」は愛知県が育種した品種「とげなし輝楽」のブランド名。名前のとおり棘がなく、皮のツヤやハリが美しくて他品種のナスに比べて日持ちするなどの特徴があります。「西三河促成なす部会」として県内他産地と共計出荷しており、同部会では7月上旬までに約465㌧の出荷量を見込んでいます。
 畦畑部会長は「今年は天候が良く、昨年度の2割ほど収量が増えており、品質も良好。厚めに切って、多めのオリーブオイルで焼き塩コショウをかけて食べるのがおすすめ」と話します。
 同部会は14名の生産者が約3.4㌶で栽培。県下でも有数のナス産地として名古屋を中心に東京、長野の市場に向けて出荷します。また、販売促進と産地PRを目的にリーフレットを作成しており、年度内に完成を目指しています。リーフレットは贈答用やイベント、部会活動など活用する予定です。

写真=「とげなし美茄子」を収穫する畦畑さん(1日、幸田町菱池)