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菌床シイタケの魅力を子どもたちへ/生育過程を観察しながら収穫楽しんで/JAあいち三河岡崎しいたけ部会

2024/02/05

 JAあいち三河岡崎しいたけ部会は1月31日、矢作子ども園の園児へ菌床シイタケ「富富(とむとむ)」を134玉進呈しました。地元産の美味しい菌床シイタケを知ってもらいたいとの思いから、2017年以降毎年管内の子ども園や福祉施設で収穫体験や菌床のプレゼントを行い、食農教育や周知拡大に取組んでいます。
 当日は、キノコにまつわるクイズやダンスを踊った後、園児に1人1玉ずつ菌床が手渡され、自宅で生育過程を観察しながらシイタケを収穫します。宇野治夫部会長は「食べるだけでなく、シイタケができるまでの過程も知ってもらいたい。この取組みを通じてシイタケ農家になりたいと言ってくれる子がいたら嬉しい」と話しました。
 同部会は5人の生産者が大ぶりで肉厚な主力品種「富富」や「5K-16」などの品種を栽培。同JA産直施設や地元市場等への出荷が4月末まで続きます。また、国内産樹木おが粉のみを使用していることを証明する“どんぐりシール”を商品に貼付し、安全安心なシイタケであることを消費者にPRするとともに農業者所得の向上を図ります。

写真=菌床を選ぶ園児とJA職員㊨(31日、矢作子ども園)

写真=菌床シイタケを手渡す宇野部会長㊨(31日、矢作子ども園)