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人手不足の農業現場と農業体験希望者をマッチング/行政と「援農ボランティア」に取組む/JAあいち三河

2023/12/20

 JAあいち三河は管内である岡崎市と連携し、農繁期で人手が不足している農業現場と農業体験をしたい人材を結びつける「援農ボランティア」に取組んでいます。農家支援や農業への理解促進、産地PRなどを目的に、2016年から開始。品目は夏季にブドウ、冬季にはイチゴで実施しています。
 12月1日から週に3日、1日3時間、岡崎市渡町にある鳥居克行さんのハウスで援農ボランティアとしての農作業を行う中村仁美さん。実家での農作業支援経験があり農業に携わる将来も視野に入れ援農ボランティアに応募しました。
 14日の作業では葉かきやランナー取りなどの管理作業を3時間実施。中村さんは「イチゴに関する知識や手伝いの経験はなかったが作業の方法などを丁寧に教えてもらえて勉強になり、とても良い経験をさせてもらっている」と話します。
 鳥居さんは「フットワークが軽く、とても熱心に取り組んでくれて助かっている」と話します。
 イチゴの援農ボランティアは岡崎市いちご部会に所属する生産者とボランティアをペアでマッチング。ペアによって時期や時間、日数、内容は異なるが12月から5月までの期間で、1日3時間程度を目安に摘花などの農作業を行います。

写真=葉かきをする中村さん(14日、岡崎市渡町)