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促成ナス生産者が幸田町訪問/収穫量アップ活動など意見交換/JAあいち三河幸田町促成なす部会

2023/12/11

 JAあいち三河幸田町促成なす部会は12月1日、同町で栽培した促成ナス「とげなし美茄子」3箱(1箱5㌔㌘)を幸田町へ贈呈しました。資材や重油価格などによる価格高騰で生産者を苦しめる中、同町からの支援を受けたことから実現。
 当日は同部会の畦畑正博部会長と村田真吾副部会長が同町の成瀬敦町長を訪問。収穫量アップに向けた活動や次世代を担う子どもたちへの食農教育充実、今抱える課題等について意見交換しました。畦畑部会長は「幸田町産のナスは品質が良いと評価が高いが、一般の消費者への知名度はまだ足りない。産地を発展させていくためも更なる知名度向上を目指し、新規就農者の確保などにも繋げたい」と話しました。
 成瀬町長は「ナスは筆柿、イチゴに並ぶ幸田町の特産品のひとつ。ともに幸田町産の促成ナスの周知拡大と課題解決に尽力したい」と話しました。
 同部会は14名の生産者が3.39㌶で促成ナス「とげなし美茄子」を栽培。出荷は7月上旬まで続き、地元市場をはじめ東京や長野に向けて465㌧を見込んでいます。 

写真=成瀬町長㊥へ促成ナスを進呈する畦畑部会長㊨と村田副部会長㊧(1日、幸田町役場)