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業務規格のイチゴ出荷スタート/クリスマス需要に合わせ2万パック出荷見込む/JAあいち三河

2023/12/15

 JAあいち三河管内で12月10日から業務用規格のイチゴ出荷がスタートしてい。クリスマスケーキの需要に合わせて、2L、L、Mの3種類(1パックあたり20粒、24粒、30粒)の規格を用意。同JAには幸田町いちご組合と岡崎市いちご部会の組織が2つあり、20日までの期間中に両組織合わせて、約2万パック出荷する見込みだ。
 11日には、約2494パックの業務用イチゴが集められ、JA職員が色や形状などを検査したのち出荷した。幸田町いちご組合では定植時期を分散することでクリスマス需要期のイチゴも確保しつつ、スーパーなどへの数量を減らすことなく1年を通じて安定した出荷を目指している。
 令和4年産販売金額で県下一を誇る同JAのイチゴは販売高が最も高い主力品目。今年は両組織合わせて72人が約16.7㌶で「紅ほっぺ」「とちおとめ」「愛きらり」の3品種を栽培する。幸田町いちご組合は名古屋と富山の市場、岡崎市いちご部会は県内市場に向けて合わせて380万パックの目標を掲げている。

写真=業務用イチゴを検査するJA職員(11日、幸田営農センター集荷場)