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この時期に食べられる新玉ねぎ最盛期/消費者からも好評/JAあいち三河東部特産部会

2023/11/29

 JAあいち三河東部特産部会が栽培する超極早生新玉ネギ「立春の香り」の出荷が最盛期を迎えています。同部会はセット球栽培を行っていることから、11月中旬から出荷可能に。極早生品種よりも早く収穫できることが特長で、この時期から新鮮な新玉ネギを味わうことができると、消費者からの需要も高く出荷当日に品切れになることも少なくないです。
 このセット球栽培は部会員がシードテープを使って3月に種播きし、6月に掘りとって種球にしたものを8月末に定植する方法。今の季節に新玉ネギが食べられるよう長期間にわたり管理を続けてきました。甘くとろみがあり、葉も食べることができます。
 同部会の鈴木武和部会長は「他の新玉ねぎは4月頃出荷が始まるが、真冬でもフレッシュな新玉ネギを味わうことができる。玉はサラダに、葉は熱を加えることでトロっとするため鍋やみそ汁に入れて食べるのがおススメ」と話します。
 同部会は17人の生産者が露地野菜を中心に多品目を栽培。同JA産直店舗「幸田憩の農園」や「道の駅藤川宿」、岡崎市内初の「マックスバリュ岡崎美合店」に1月初旬まで出荷する予定。

写真=玉ネギを収穫する鈴木部会長(21日、岡崎市池金町)