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ホオズキの堀上げ講習会開く/更なる品質向上目指す/JAあいち三河ホオズキ研究会

2023/11/22

 JAあいち三河ホオズキ研究会は11月17日、岡崎市滝尻町にある小川三男さんの圃場でホオズキの堀上げ講習会を開きました。今年は土壌診断や肥培管理の改善、着色を促す植物ホルモン剤の散布時期などの栽培管理を徹底したことで高品質なホオズキが産直店舗に並びました。更なる品質向上を目指し、栽培暦を更新するなど来年の出荷に備え準備が進みます。
 この日は西三河農業改良普及課の東野照代主任専門員を講師に招き、会員17人が参加。堀上げから定植までの実演を行い、注意点などを会員同士で共有しました。東野主任専門員は「根っこを乾かさないようすぐに定植すること、一定の芽を確保するため少し多めの本数の根を並べて定植すること、降雨後マルチを張ることの3点がコツ」と呼び掛けました。
 同研究会は23人の生産者が岡崎市と幸田町でホオズキを露地栽培。盆前の8月10日頃から管内の産直店舗「幸田憩の農園」や「ふれあいドーム岡崎」など4カ所へ約1万本出荷。圃場巡回や定期的な講習会などを行い、安定した品質を維持します。

写真=東野主任専門員㊧と定植方法を確認する生産者(17日、岡崎市滝尻町)