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県内一のいちご産地目揃え会開く/380万パックの出荷目指す/JAあいち三河

2023/11/09

 令和4年産において県下1位の販売金額を誇るJAあいち三河管内の岡崎市と幸田町でイチゴの出荷が始まっています。日照時間の確保ができ生育は順調で、1番花と2番花の間が空くことなく安定した出荷できる見込みです。
 それに伴い岡崎市いちご部会は11月9日、出荷統一目揃え会を開催しました。同部会の浅井直行部会長は「病気の影響もなくしっかりと定植本数を確保することができ、幸先の良いスタートを切っている。着色や果形の基準を揃え、出荷・販売に繋げていきたい」と挨拶。生産者や西三河農業改良普及課、市場担当者ら約50名が参加し、出荷規格を確認しました。
 同JA管内には2つの組織(岡崎市いちご部会・幸田町いちご組合)がイチゴ「紅ほっぺ」「とちおとめ」「愛きらり」を生産しており、販売高が12億4780万円を記録した主力品目。生産者72人が約16.7㌶でイチゴを栽培しています。岡崎市いちご部会は名古屋と岡崎の市場へ、幸田町いちご組合は名古屋市と富山県の市場へ合わせて380万パックの出荷を目指します。

写真=出荷規格を確認する部会員(9日、同JA本店)