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自転車利用の多い高校生へ交通ルール周知/スタントマンによる事故の再現も/JAあいち三河

2023/11/06

 JAあいち三河は11月2日、JA共済連愛知、岡崎警察署とともに「自転車交通安全教室」を開催しました。通学などの日常生活で自転車を利用することの多い地元高校生に向けて、交通事故の危険性と交通ルールの大切さを実感してもらうことが目的。
 当日は愛知県立岡崎工科高等学校の全校生徒およそ700人を対象に、スタントマンが実際に起こり得る様々な交通事故を実演。事故の発生原因と正しい対応を確認しました。見通しの悪い交差点での事故、死角による歩行者と原付バイクの事故、内輪差による自動車と自転車の事故など8つの実演を、生徒らは思わず驚きの声が漏れるほど真剣に鑑賞しました。また、正しい自転車の使い方を代表生徒が再現する場面もあり、より身近に交通ルールを学びました。
 石槌匠生徒会長は「愛知県は令和3年度を除くと交通事故死亡者数ワースト1位が続いており、交通事故は他人事ではないと思う。実際に事故現場の再現を見てヘルメットや交通ルールの大切さを改めて実感した。これからの日常生活では学んだことを意識していきたい」と話しました。

写真=スタントマンによる交通事故の再現(2日、岡崎工科高等学校)