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イチゴハウス完成を祈願/担い手確保と育成に繋げる/JAあいち三河

2023/10/17

 JAあいち三河は、県下有数の生産地であるイチゴの新規就農者育成に力を入れます。行政らと連携し立ち上げた「JAあいち三河いちご産地活性化プロジェクト」の一環として、新しく2種類のハウスを建設し、新規就農者へ実践的な学びの提供や就農先として活用します。
 10月6日、「いちごリース低コスト耐候性ハウス新設工事」と「いちご新規就農サポートハウス新設工事」の安全祈願祭を執り行いました。同JA大竹博久組合長はじめ役職員や同プロジェクトチーム鴨下真澄会長ら18人が出席し、工事の無事完成を祈願しました。どちらもイチゴの高設栽培用の丸型ハウス。「いちごリース低コストハウス」は総面積8,754平方㍍で新規就農先や既存農家の規模拡大として充てられます。「いちご新規就農サポートハウス」は3,744平方㍍で、「いちご塾」の研修圃場として実際に栽培が行われます。
 大竹組合長は「イチゴなどの施設園芸は初期投資が高く就農ハードルが高い。就農しやすい環境を整えて担い手の育成・確保に努めたい」と話しました。

写真=草刈初之儀を行う大竹組合長(6日、岡崎市坂左右町)