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「いちご塾」研修生が「紅ほっぺ」定植/就農見据えた経験重ねる/

2023/10/12

 JAあいち三河管内の岡崎市と幸田町はイチゴ生産が盛んな地域。開講5年目を迎える「いちご塾」はこれまでに12人の卒業生が独立し、ブランド力維持と産地発展に繋げています。今年度は2人が5期生として就農を見据えた研修に励みます。
 10月4日と6日、岡崎市土井町にある「いちご生産拠点研修農場」で研修生が(株)アグリみかわ社員らと共にイチゴ「紅ほっぺ」の定植作業を行いました。研修生はこれまでに受け入れ農家先での事前研修を重ねており先輩農家の元で定植も経験済み。苗は卒業生と共に増殖やダニ防除の管理を続け、2日間で約1万4千本を定植しました。
 5期生の稲垣宏聡さん(41)は「研修先は土耕栽培だったため高設栽培の定植は今回が初めて。やり方を聞きながらしっかりと身に付けたい」と話します。
 「いちご塾」では研修生1人1人に合わせた実習プログラムを用意。今後は12月の初収穫に向けて温度管理を徹底しながら管理を続けます。

写真=苗を定植する稲垣さん(4日、いちご生産拠点研修農場)