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伝統野菜「法性寺ねぎ」を学生自身で栽培/秋冬野菜のレシピ本の材料として活用/JAあいち三河

2023/09/21

 JAあいち三河は9月18日、産学連携協定を結ぶ愛知学泉短期大学の学生と管内の岡崎市で唯一“あいち伝統野菜”に登録されている「法性寺ねぎ」の栽培を開始します。同JAが伝統野菜のPRや産地振興に取組んでいること、同短期大学は栄養士を目指す食物栄養学科の学生から栽培、収穫等農業を実際に体験したいという意見もあったことから取組みに至りました。
 当日は、同短期大学にある体験農園で2年生78人を対象に実施。NPO法人おかざき農遊会会員やJA職員が定植方法を説明したのち、2㌃の面積に1人3株、全240株のネギを定植。その後土の水分を保つため藁を敷き、水をまきました。学生はアドバイスを受けながら熱心に作業へ取組んでいました。体験した学生の松田優花さん(20)は「普段こういう取組みをしないため新鮮に感じた。自分で定植を行ったので、収穫するのが楽しみ」と笑顔で話しました。
 収穫は11月中を予定しており、収穫した法性寺ねぎは今年度中に発行する秋冬野菜のレシピ本作成の材料として活用する予定です。

写真=法性寺ねぎを定植する学生(18日、同短期大学体験農園)