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露地イチジクの品評会開催/糖度が高く着色も良好/JAあいち三河いちじく部会

2023/09/01

 JAあいち三河いちじく部会は8月上旬から出荷が始まっている露地イチジク「桝井ドーフィン」の品評会を開きました。部会全体の品質を維持、向上させるために毎年開催しており、今年は生産者が持ち寄った5点を審査しました。
 8月28日、西三河農業改良普及課や幸田町、JA職員5人が重量や外観、糖度、食味などの基準から順位を決定。結果は令和5年度通常総会で表彰式をする予定です。
 同普及課の安井葵技師は「今年は雨が少なく玉の肥大が悪く、ダニの発生などの栽培条件は厳しかったものの、昨年度よりも糖度が高く着色も良好。出品されたイチジクの品質にバラつきがなく揃っていた」と講評しました。
 同部会は11人の生産者が約1.0㌶の面積でハウス、露地イチジクを栽培。4つのJAから構成される西三河共計として共同出荷しており、出荷量は約15㌧を見込みます。「西三河のいちじく」として主に名古屋の市場を中心に11月上旬まで出荷します。

写真=イチジクの糖度を計るJA職員(28日、幸田営農センター)