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イチジク「桝井ドーフィン」出荷控え目揃え会/水管理に気を付けて/JAあいち三河いちじく部会

2023/08/08

 JAあいち三河いちじく部会が栽培する露地イチジク「桝井ドーフィン」の出荷が8月8日から始まっています。「西三河のいちじく」として今年は15㌧の出荷量を見込みます。
 出荷を目前に8月2日、目揃え会と出荷説明会を実施。生産者や西三河農業改良普及課、経済連ら15人が参加しました。サンプル果実の写真資料を用いて、外観や着色、割れなどの出荷規格を確認。今年は7月中旬以降に晴天が続き、果実肥大に厳しい状況であるが、生産者は潅水を行うなど水の管理に徹底して高品質なイチジクの出荷を目指します。
 同普及課の安井葵技師は「7月上旬からハダニの発生が報告されている。高温乾燥から増殖が早いため、葉の裏を観察しながら早めの防除に心掛けて欲しい」と呼び掛けました。
 同部会は11人の生産者が1㌶の面積で栽培し、4つのJAで構成される西三河共計として共同出荷。8月下旬から9月上旬を最盛期に、名古屋の市場へ11月上旬まで出荷が続きます。

写真=サンプル果実の写真で確認する生産者ら(2日、幸田振興センター)