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夏秋なす品評会開く/岡崎幸田農業改良推進協議会長賞には中山昇さん受賞/JAあいち三河夏秋なす部会

2023/08/02

 JAあいち三河夏秋なす部会は7月28日、「第21回夏秋なす品評会」を開きました。品質の向上や出荷改善、生産者同士の技術を高め合うことを目的に毎年開催しています。
 今年は部会員から47点の夏秋ナス「筑陽」が集まりました。西三河農業改良普及課や行政ら15人が参加し、形状や玉ぞろい、色沢、傷害の有無などを基準に審査。最高位の岡崎幸田農業改良推進協議会長賞には中山昇さん(額田支部)が受賞し、優秀賞10点と優良賞3点が選ばれました。また、入賞したナスの一部は29日と30日にイオンモール岡崎南店で展示、販売を行いました。
 部会担当者は「今年は猛暑で雨が少なく栽培条件は厳しかったものの、最高位を受賞した夏秋ナスは審査基準がすべてにおいて揃っていた」と話します。
 同部会は岡崎、幸田、額田の3地域に支部があり、46人の生産者が夏秋ナスを栽培。県内での有数のナス産地であり、国が示す“野菜指定産地”に指定されています。出荷は8月中旬を最盛期に11月上旬まで続く予定。また、新規就農者を育成する「なす塾」を開講してり、更なる産地活性化に努めるとともに、消費者へ地元産ナスを広くPRしていきます。

写真=夏秋ナスの品質を確認する審査員ら(28日、同JA本店)