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現地研修会開催/生育良好で盆前からの出荷に期待かかる/JAあいち三河ホオズキ研究会

2023/07/20

 JAあいち三河ホオズキ研究会は7月19日、岡崎市滝尻町にある小川蔦子さんの圃場で現地研修会を開きました。研究会全体の品質と栽培技術向上を目的に、会員同士の情報共有の場として毎年開催。今年は土壌診断や肥培管理の改善を取り入れた結果、良好に仕上がっており、盆前からの出荷に期待がかかります。
 この日は西三河農業改良普及課の東野照代主任専門員を講師に招き、会員14名らが参加。着色を促す植物ホルモン剤「エスレル」の散布時期や処理方法を中心に生育状況を確認しながら、会員からの質疑に応えました。東野主任専門員は「今年は雨が多く病気の発生が懸念されたが、会員の栽培管理が徹底されていたため、生育は順調に進んでいる。出荷が始まるのが楽しみ」と笑顔で話しました。
 同研究会は21人の生産者が岡崎市と幸田町でホオズキを露地栽培。定植時の栽培指導や定期的な講習会などを行い、安定した品質を維持します。8月10日頃から管内の産直店舗「幸田憩いの農園」や「ふれあいドーム岡崎」などへ出荷する予定です。

写真=今後の管理について注意を促す東野主任専門員㊧と会員(19日、岡崎市滝尻町)