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ミカン摘果講習会/「そうか病」への注意呼び掛け/JAあいち三河幸田町柑橘組合

2023/07/10

 JAあいち三河幸田町柑橘組合は7月6日、ミカンの摘果講習会を開催しました。「荒もぎ摘果」による隔年結果の防止や果実肥大促進が目的。
 当日は生産者や西三河農業改良普及課、JA職員の18人が参加しました。講習会では着果量に応じた摘果のポイントと方法を共有。今年は全体的に着果量が少ない傾向にあるが、圃場によりばらつきもあるため、樹の状況に合わせた作業が必要。同普及課の桒山幸子専門員は「6月の大雨による影響で『そうか病』の発生報告が多くなっているため、被害果をしっかりと落として欲しい」と注意を呼び掛けました。
 同組織は20人の生産者が5.1㌶で温州ミカンを栽培し、毎年開催する摘果講習会から出荷量の安定を図ります。10月中旬からの出荷を予定し、管内産直施設「幸田憩の農園」や「ふれあいドーム」などを中心に販売します。

写真=摘果の実演を交えて説明する桑山専門員㊨(6日、幸田町須美)