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ブドウ房作り講習会/色付きと味の良い房作りを共有/岡崎市果樹振興会

2023/06/19

 岡崎市のブドウ生産者で組織する岡崎市果樹振興会は6月16日、ブドウの房づくり講習会を実施しました。形の良い房を作り、粒数を制限することで色付きと味の良い房を作ることを目的に毎年行っています。
 同市東阿知和町にある内田日出輝さんの圃場で生産者や西三河農業改良普及課ら17人が参加。同普及課安井葵技師が、摘房や摘粒、新梢管理の時期や方法を説明した後、県内で多発する黒とう病の情報を共有しました。3月頃の高温から生育は前進傾向だが、例年よりも早い梅雨入りと2日に発生した大雨の影響に注意する必要があります。
 鈴木視番会長は「販売形態によって求められるブドウは違うが、組織全体の品質向上のため、生育に合わせた早めの作業を心掛けて欲しい」と話しました。
 同振興会は37人の生産者が「巨峰」や「シャインマスカット」など様々な品種を栽培。自ら交配したオリジナル品種の栽培もあります。産直施設や共選出荷、直売所、通販など様々な形態で販売します。

写真=説明を交え実際に摘粒する安井技師㊧(16日、岡崎市東阿知和町)