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果実肥大と樹への負担軽減/次郎柿の摘果講習会開く/JAあいち三河岡崎柿部会

2023/06/15

 JAあいち三河岡崎柿部会は6月13日、部会員の2カ所の圃場で次郎柿の摘果講習会を開きました。摘果は不要な果実を落とし養分の浪費を抑え、果実の肥大促進させることが目的。また、樹への負担を減らし、翌年以降の栽培にも配慮します。
 当日は西三河農業改良普及課の安井葵技師を講師に招き、生産者ら5人が参加。摘果の時期や残す果実の確認、病害虫対策について共有しました。今年は裏作のため着果量が少ないものの、果実肥大や糖度が高い次郎柿の収穫を目指します。
 安井技師は「今は落葉病にかかりやすい時期。雨によって病気が広がりやすいため、防除を徹底して欲しい」と呼び掛けました。
 同部会は7人が約1.6㌶で次郎柿を栽培。令和4年作は全国的にも豊作であったが、同部会の出荷量は令和3年作の約2.5倍を記録。時期は10月中旬から11月中旬までで、地元市場に向けて出荷します。

写真=摘果する果実を確認する安井技師㊨と生産者(13日、岡崎市仁木町)