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岡崎茶の原料「やぶきた」刈り取り/安全安心なお茶を消費者へ/JAあいち三河

2023/05/25

 JAあいち三河が生産と販売を行う岡崎茶の原料「やぶきた」の刈り取り作業が5月22日から始まりました。今年も9件の生産者が、消費者が安心して手にとってもらえるよう無農薬栽培で生産しており、刈り取りは6月上旬まで続きます。
 生産者の山口弘吉さんと和恵さん夫妻の圃場では、お茶刈り取り機を使用して約500㌔の生茶を収穫。生産者が刈り取り、搬入した生茶は管内の岡崎市中金町にある製茶工場で蒸して揉んで乾燥し「荒茶」の状態にし、それを原料として「岡崎茶」を製造します。和恵さんは「春先の温暖な気候から遅霜の影響がほとんどなく、生育は順調」と笑顔を見せます。
 「岡崎茶」は宮崎地区で9名の生産者が約70㌃で「やぶきた」を栽培。平成23年7月から販売開始されており、同JA産直5店舗を中心に行政関連の施設や市内イベントなどでも販売します。また、NHK大河ドラマ「どうする家康」放送に合わせて、ラベル内に同市徳川家康公顕彰推進協議会のロゴを入れたデザインに一部リニューアルしました。

写真=「やぶきた」を刈り取る弘吉さんと和恵さん(22日、岡崎市石原町)