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東海地区唯一の温室桃出荷スタート/着色、品質ともに良好/JAあいち三河幸田町桃部会

2023/05/22

 東海地区で唯一温室桃の栽培が行われている幸田町で5月17日、温室桃の初出荷を迎えました。今年は天候に恵まれ昨年よりも5日ほど早い出荷となったが着色、品質ともに良好。JAあいち三河幸田町桃部会の加藤伊七さん夫妻のハウスでは早生品種「さくひめ」の収穫が行われ、ほんのりと甘い香りを放つ桃を1つ1つ丁寧にもぎとりました。
 温室桃は露地桃よりも約1カ月早く収穫でき、他産地よりも早く消費者へ桃を届けています。「さくひめ」は今年で出荷3年目を迎えた品種で、種が小さく可食部が多く小玉でも安定した糖度があり、酸味も少ないのが特長。また、22日から主力品種「日川白鳳」の出荷を予定します。
 同部会は3戸の生産者が温室桃を約61㌃で栽培しており、6月10日前後を最盛期に名古屋などの県内市場を中心へ出荷。収量は約8㌧を見込んでおり、6月中旬まで続きます。その後は露地桃に切り替わります。

写真=「さくひめ」を収穫する様子(17日、幸田町須美)