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桃の生育前進で着果良好／摘果講習で早めの作業促す／ＪＡあいち三河幸田町桃部会

2023/04/19

　ＪＡあいち三河幸田町桃部会は４月１８日、田境文一さんの圃場で露地桃の摘果講習会を行いました。今年は開花時期に晴天が多く気温が高かったことから生育は前進傾向。
　当日は生産者や西三河農業改良普及、ＪＡ職員ら９人が参加しました。生育状況を確認した後、実際に摘果を行いながら、残す果実や作業時期などを共有。同普及課の桒山幸子専門員は「生育と同じように病害虫も前進傾向が予想される。全体的に着果量も多いため、早めの防除と摘果を徹底して欲しい」と呼び掛けました。
　同部会は６戸が２．４２㌶で露地桃「日川白鳳」や「希望」などの品種を栽培。昨年からは新品種「さくひめ」の出荷も開始し、今年はより多い収穫量を見込みます。また、部会員の３戸で栽培する温室桃は東海地区唯一で５月中旬より出荷開始となり、６月中下旬からは露地桃へと切り替わります。

写真＝ポイントを確認しながら摘果する生産者ら（１８日、同町須美）