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排水対策実施し、収量アップ/自然薯の種芋収穫/JAあいち三河自然薯部会額田支部

2023/03/27

 JAあいち三河自然薯部会額田支部は3月20日、岡崎市牧平町にある網室で自然薯「P-16」と「夢とろろ」の種芋を掘り取りました。今年は昨年度の生育を考慮し、排水対策として暗渠排水を導入したことで昨年度よりも多く収穫ができました。今後は掘り取った種芋を部会員に配布し、定植時期まで冷蔵庫等で一時保管しながら、5月中旬に定植する予定です。
 この種芋は部会員によって昨年5月に波板の上に播いたむかごを生育状況の確認や防除を行いながら管理したもの。この日は部会員15名が参加し、自然薯の種芋約320㌔を収穫しました。同支部の高原典満支部長は「芋が成長する9月に雨が多く、日照不足が懸念されたが、「P-16」は長さもあり生育は良好だ」と話します。
 同支部は26人が約80㌃で自然薯を栽培。早生品種の「P-16」が11月上旬からで、「夢とろろ」は11月中旬から収穫が始まり、贈答用のゆうパックや同JA産直施設「幸田憩の農園」や「はいらっせぬかた」などで販売します。

写真=種芋を掘り取る部会員(20日、岡崎市牧平町)