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厳選したレシピ13品掲載/愛知学泉短期大学とレシピ本制作/JAあいち三河

2023/03/20

 JAあいち三河は栄養士を目指す愛知学泉短期大学の学生と協働作業により地元農産物を使用した創作料理のレシピ本を作成しました。レシピ本は同JA産直店舗に配布し、市内外の消費者へ新たな調理方法を提案するとともに地産地消、地域農業活性化に繋げます。
 レシピ本は産学連携協定を締結した同短期大学食物栄養学科の2年生約70人協力のもと、管内の春夏旬野菜をベースにSDGs達成に向けた廃棄してしまいがちな野菜の茎や皮を活かすこと、岡崎市内の特産品(八丁味噌・宮崎茶)を使用すること、をテーマに創作料理のレシピを32品考案。6月中旬に実施した試食会には食育ソムリエや短大関係者らを官能評価委員として招き、手軽さなどの観点から審査。「じゃがいもの味噌おやき」「トマトと茶葉のパウンドケーキ」などを含む厳選された13品が掲載されています。
 レシピ考案に携わった中村華穂さん(20)は「試行錯誤して考えたレシピが冊子という形になって嬉しい」と話しました。
 今後は同様のテーマに秋冬野菜バージョンを考案予定。管内の岡崎市唯一の伝統野菜「法性寺ねぎ」や消費減少傾向にある「米ヌカ」などの食材を使用し、学生ならではの新しい発想を取り入れた農産物PRに努めます。また、19日には産直店舗「おかざき農遊館」内飲食店で、レシピ本に掲載されている「鶏モモ肉のトマトチーズ煮」を日替わりランチとして限定20食用意。税込900円で飲食できます。

写真=完成したレシピ本を紹介する学生(16日、愛知学泉短期大学)