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次世代への食育活動に取組む/菌床シイタケの収穫・試食会開く/JAあいち三河岡崎しいたけ部会

2023/02/27

 JAあいち三河岡崎しいたけ部会は2月23日、岡崎市にあるこども発達センターで菌床シイタケ「富富(とむとむ)」の収穫体験と試食会を開きました。次世代の担い手である子どもたちを対象にした食育活動や子ども食堂への寄贈を積極的に取組んでおり、この会場では今年で2年目。菌床シイタケの美味しさを知ってもらい、地域農業への理解促進を図ります。
 当日は、障がい者が楽しみや生きがいを持って生活できるイベントなどを企画している「友愛の家」の利用者とその家族8組19名や同部会の宇野治夫部会長らが参加。菌床22玉を用意し、宇野部会長が国産の安全安心な菌床シイタケであることやその特徴、収穫方法を説明した後、収穫体験を楽しみました。その後、収穫したシイタケの傘に水分が出てくるまでフライパンでこんがりと焼き、醤油やマヨネーズで味付けし試食しました。同部会の宇野治夫部会長は「美味しいと言ってくれることが一番嬉しい。シイタケ好きの子どもたちが増えてくれたら」と笑顔で話しました。
 今年は5人の生産者が地元市場や同JA産直施設「おかざき農遊館」や「ふれあいドーム岡崎」などに4月末まで出荷する予定です。

写真=シイタケを収穫する親子(23日、こども発達センター)