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遊休農地を活用してサツマイモ栽培/地域農業を盛り上げる/「おかざき幸田さつまいも☆プロジェクト」

2023/02/17

 JAあいち三河管内の遊休農地活用し、サツマイモ「紅はるか」を栽培する「おかざき幸田さつまいも☆プロジェクト」。メンバーが栽培したサツマイモが同JA産直店舗「幸田憩の農園」「ふれあいドーム岡崎」などを含む4店舗で販売しており、3月上旬ごろまで店頭に並びます。また、今年度から幸田町のふるさと納税返礼品として登録予定で、県内外の消費者へ安全安心のサツマイモを届けます。
 同プロジェクトはSDGs達成に向けた遊休農地の荒廃防止や食料生産向上、地域農業を守るために令和3年12月に発足。非耕作者から農地を活用して欲しいとの問い合わせも増えており、令和10年までに約5㌶の栽培面積増加を目指し取組んでいきます。他にも農福連携として特定非営利活動法人アルクスの利用者と干し芋の加工を開始しました。
 プロジェクトメンバーの浅井裕司さんは「この活動を継続していくためにはみんなの力が必要。農家が懸命に作ったサツマイモを多くの消費者に食べてもらい、一緒に地域農業を盛り上げていけるよう応援してもらえると嬉しい」と話しました。
 現在はサツマイモを貯蔵するために必要なキュアリング処理を生産者自身で行っているが、今後同JAが水稲育苗で使用する催芽機で処理ができるよう生産者との比較調査を実施中。令和6年以降市場出荷体制の確立を目指します。

写真=サツマイモを紹介する浅井さん㊧ら(16日、同JA幸田営農センター)