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愛知学泉大学生と特産品「筆柿」のPRチラシ作成/栄養分析とレシピを紹介/JAあいち三河

2023/01/26

 JAあいち三河は愛知学泉大学との産学連携協定に基づき、幸田町で生産量全国1位を誇る特産品「筆柿」のPRチラシを協働作成しました。家政学部ライフデザイン学科2年生ら10人協力のもと、2022年9月から作成を開始。これまでにJA職員による協議や10品以上の試作を繰り返し、1月に完成しました。今後は同JAイベントなどで活用し、地域住民だけでなく他地域からの来客者などに対して農産物PRや販売促進を図ります。
 同チラシはA4サイズ両面で、同学部が得意とする栄養分析と筆柿の風味や味などの特徴をより活かすことができたレシピ3品を掲載。筆柿にはポリフェノールが豊富で老化や癌予防効果が得られます。また、レシピには廃棄となる筆柿の種を乾燥させ粉末状にして使用した「柿シフォンケーキ」や牡蠣フライになぞらえた「柿フライ」、「柿ミートパイ」を紹介します。
 作成に携わった中崎諒さん(20)は「筆柿をもともと食べたことがあったが、生で食べるイメージしかなかった。レシピ作りを通じてアレンジ次第で食べ物の魅力を引き出すことができた」と笑顔を見せました。JA天野𠮷伸組合長は「廃棄ロスなどの課題があげられる中、種があるという筆柿の特徴を活かしており、おいしく活用に繋げておりすばらしい」と話しました。
 同JAは2021年12月に同大学と産学連携協定を締結。2022年3月に特産品「自然薯」や「次郎柿」のPRチラシを作成しており、「筆柿」で3品目目となります。

写真=天野組合長㊨と作成に携わった学生(24日、愛知学泉大学)