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今年度6万4371ケース出荷「筆柿」/剪定講習会開催/西三河筆柿選果場運営委員会

2022/12/21

 幸田町の「筆柿」は全国1位の生産量を誇る特産品。西三河筆柿選果場運営委員会の今年度出荷数は6万4371㌜で、昨年と比べ約1万3000㌜増加。同委員会では「筆柿」のブランド維持や品質向上に繋げる取り組みに努めます。
 毎年休眠期となる12月下旬から1月上旬にかけて剪定講習会を4地区で開催。目的は管理作業の省力化や日当たり確保、風通しを良くし防除効果を高めること。19日には桐山の圃場に生産者や西三河農業改良普及、JA職員19人が集まり講習会を実施しました。剪定のポイントや病害虫対策、今後の管理方法について確認しました。
 同普及課の桒山幸子専門員は「今年度が表年で多くの果実を実らせたことによる養分不足から、結果母枝が細い傾向が見られる。養分が分散しないよう残す枝数と充実した枝の剪定に注意して欲しい」と呼び掛けました。

写真=枝を確認し剪定の実演をする桒山専門員(右前)(19日、同町桐山)