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次郎柿の剪定講習会開く/来年作に備える/JAあいち三河岡崎柿部会

2022/12/21

 JAあいち三河岡崎柿部会は12月16日、山本千之部会長の圃場で次郎柿の剪定講習会を開きました。休眠期に部会員を対象にした講習会を毎年実施。圃場に適した剪定を行い、日当たりや風通しを良くすることで、防除効果を高め次期作の品質向上を図ります。
 この日は西三河農業改良普及課の桒山幸子専門員を講師に招き、生産者やJA7人が参加。剪定の仕方を実演しながら今後の管理方法などについて確認しました。桒山専門員は「落葉病やカイガラムシなどの病害虫が出た圃場があったため、農薬がかかりやすいように栽培管理をして防除を徹底して欲しい」と呼びかけました。
 同部会は7人が約1.6㌶で次郎柿を栽培。令和4年作は全国的にも豊作であったが、同部会の出荷量は令和3年作の約2.5倍を記録。時期は10月中旬から11月中旬までで、今年作は地元市場に向けて約2万8000玉を出荷しました。

写真=剪定を実演する桒山専門員(16日、岡崎市緑丘)