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大豆の出荷スタート!/品質を維持して790㌧見込む/JAあいち三河

2022/12/15

 JAあいち三河管内の岡崎市と幸田町で12月9日、大豆「フクユタカA1号」が初出荷を迎えました。今年は雨が多く播種が遅れたもののその後回復。順調に出荷が続いており、2月末までで790㌧を見込んでいます。
 それに伴い同日、目揃え会と検査を実施し、JAあいち経済連やJA職員ら約30人が参加。サンプルの大豆をもとに粒の大きさや形状、水分量などの検査基準を確認し、等級を共有しました。同JA受託部会の加藤健一さんは「台風の影響が懸念されたが、検査では1等が出るなど品質は維持できている」と話します。
 「フクユタカA1号」は県の奨励品種で風味豊かで加工適正に優れています。「フクユタカ」に難裂莢性を持たせ、大粒で莢がはじけにくくなることで収穫時のロス軽減により収量増が見込まれることから、JA自己改革「生産者の所得向上」に繋がるとして期待が高いです。
 今年産は30人の生産者が613㌶で作付け。出荷された大豆は豆腐や味噌の原料として使用される他、今年販売開始した同JAオリジナル商品「カラフル大豆」や「蒸し大豆」として加工されます。また、岡崎市内の小中学校や保育園の給食で振舞われる予定です。

写真=大豆の規格を確認するJA職員ら(9日、同JA本店ビーンセンター)