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自然薯塾掘り取り/既存農家と実践的な知識つける/JAあいち三河自然薯塾

2022/12/13

 JAあいち三河は岡崎市の中山間地域で栽培される特産品「自然薯」のブランド維持や産地振興に力を入れます。新規就農者を育成するために開校する「自然薯塾」も取り組みの1つ。今年度4期生には3人が入講しています。
 12月6日、牧平町にある試験圃場で塾生や同JA自然薯部会額田支部会員が参加し、6月2日におよそ160本定植した「夢とろろ」の掘り取り作業を行いました。今年は悪天候から例年よりも定植時期が遅れたことや生育に影響があったが、この結果は塾生や部会員の栽培に活かされます。また、講師として迎えた「夢とろろ」の開発者である飯田孝則さんから、“しおれた種芋が残っていたら良い芋ができている”ことを学び、塾生は就農に向けて実践的な知識をつけました。
 同塾は毎年3月末からパイプ土詰めを開始し、12月の収穫までの一連の作業を既存生産者とともに取り組みます。座学と作業実習の講義から就農に必要な知識をつけ、これまでに7人の修了生が就農しました。

写真=丁寧に自然薯を掘り取る塾生(6日、牧平町)