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促成ナス出荷本格化/出荷量1400㌧見込む/JAあいち三河成ナス部会矢作支部

2022/11/15

 JAあいち三河管内の岡崎市と幸田町はナスの出荷量が県内でも有数の生産地。9月18日から始まった促成ナス「とげなし美茄子(ビーナス)」と「千両」の出荷が本格化しています。
 それに伴い11月4日、同JA促成ナス部会矢作支部は矢作集荷場で目揃え会を開催。生産者や西三河農業改良普及課、市場担当者ら20人が参加し、大きさや傷、ツヤなどの出荷規格を確認しました。同部会の鈴木俊宏支部長は「天候は台風などの影響もなく今のところ順調。安定した出荷をしていきたい」と意気込みます。
 「とげなし美茄子」は愛知県が育種した品種「とげなし輝楽」の同部会でのブランド名。ヘタや茎、葉にとげがなく、皮のツヤやハリが特徴。「千両」は、柔らかい果肉と歯切れの良さが特徴で、漬物に適しています。
 同部会は4支部(六ツ美、矢作、葵、幸田)の生産者39人が8.36㌶で促成ナスを栽培。出荷は7月上旬まで続き、名古屋市場を中心に中京圏に向けて1400㌧を見込みます。

写真=出荷規格を確認する鈴木支部長㊨(4日、矢作集荷場)