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11月4日から初出荷スタート/消費者が手に取りやすくするために工夫/JAあいち三河自然薯部会

2022/10/28

 JAあいち三河自然薯部会が栽培する自然薯「P-16」の出荷が11月4日からスタートします。昨年10月に2つの部会が1つの組織となり同JA自然薯部会として設立後初の出荷となる今年は、贈答用のゆうパックを主体に産直店舗「幸田憩の農園」や「道の駅藤川宿」などで販売します。また、販売用の段ボール箱の長さを短くすることで重さは変えずに消費者が手に取りやすい価格となるようにしました。
 それに伴い10月26日、同JA額田営農センターで目揃え会を開催し、生産者や西三河農業改良普及課、行政など約30人が参加。生産者が持ち寄ったサンプルをもとに大きさや形状を確認し、出荷規格を共有しました。今年は雨や台風などの影響が懸念されたが、目揃え会での自然薯は生育が良好でした。
 同部会の天野廣三部会長は「天候が安定しないため生育の心配をしていたが、掘り起こした自然薯は出来が良く安心した。美味しい自然薯が消費者に届けられるのでは」と話しました。
 同部会は42人の生産者が約1.5㌶の面積で自然薯「P-16」と「夢とろろ」を栽培。良質な赤土を使用しすべての自然薯が均一な色合いと風味になるよう工夫しています。出荷は11月14日から「夢とろろ」に切り替わり、12月末まで続く予定です。

写真=自然薯の品質する生産者ら(26日、同JA額田営農センター)