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融資事業で農業をサポート目指す/労力軽減・コスト削減図り視察研修/JAあいち三河

2018/06/18

 JAあいち三河は、農家所得向上のための自己改革の一環として、農業融資に力を入れています。融資事業を活用して農家労力の軽減やコスト削減などを図り、品質の向上や単収アップを目指しています。各支店の金融担当者と営農担当者が農家のもとに出向き、総合事業を生かしたスムーズな課題解決を図っています。
 今後の出向く活動に役立てたいとの思いから5月30日、JAあいち三河管内担い手視察研修を行いました。融資部と営農企画部が協力して行った取り組みで、生産現場を視察し、農家の方と直接対話をすることが目的です。当日は支店長や融資部職員、営農職員など20人が参加しました。平成29年度全国麦作共励会で農林水産大臣賞を受賞した岡崎市のオペレーター二村誓也さんや幸田町菱池でイチジクを育てる認定農業者の鈴木敏さんなど7カ所を視察し、ハウス部品の耐久期間や今までの融資事業の活用方法、今後の展開などの話を聞きました。
 企画した融資部の小早川行軌部長は「金融担当者は農業の現場に触れる機会が多くないので、良い勉強になった。今回の視察を生かし、農家の課題解決に繋げられるように努力したい」と話しました。
 同JAでは昨年度より研修会や視察研修を開き、今年度より訪問活動をスタート。今後も積極的な課題解決をめざし、農家訪問を実践していきます。

イチジク生産者鈴木さん㊨のもとを訪ねる職員たち