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3年ぶりに地元親子とケチャップ作り/食育活動に力入れる/JAあいち三河女性部食育・菜の花実行委員会

2022/08/29

 JAあいち三河女性部食育・菜の花実行委員会は、組合員や地域住民との繋がりを大切にしながら様々な食育活動に励み、SDGs「質の高い教育をみんなに」へ努めます。7月23日に行った「トマトケチャップ作り体験」もその1つです。
 毎年人気のイベントでトマト苗の定植から収穫、ケチャップ加工までの一連の流れを体験します。コロナ感染防止を考え定植と収穫は委員のみで行ったが、3年ぶりに地元親子4組14人とケチャップ作りを実施しました。委員らが5月上旬に定植し栽培管理を続けた加工用トマト「ボンジョールノ」を使用。トマトを茹でた後にミキサーとざるで細かくこし、タマネギと香辛料を入れて煮詰めます。ポイントは火から下ろす前にお酢を少々入れること。参加親子は慣れない作業に戸惑いながらも、委員からアドバイスを受けながらケチャップ115本(1本約400㌘)を完成させました。
 また、出来立てのケチャップを使ってお昼ご飯も準備しました。特に人気があった「ケチャップパエリア」はブイヨンや海鮮の出汁が効いた一品。委員が自宅で育てたナスやジャガイモもサラダとして並びました。
 石川きぬ枝実行委員長は「今年こそはどうしても親子の皆さんと活動したいと願い続けてやっと実現できた。子どもたちの笑顔と『楽しかった、美味しかった』の声を直接感じられて嬉しい。今回は家族ごとに場所を分けて対策を取った。様々な変化へ柔軟に対応しながら充実した食育活動を広めたい」と意気込みました。

写真=茹でたトマトをざるにこす子どもたち(23日、同JA牧内ふれあいセンター)

写真=完成したケチャップを瓶に詰める参加親子(23日、同JA牧内ふれあいセンター)