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梨の出荷目揃え会/昨年越えの販売金額を計画/幸田町なし部会

2022/08/10

 幸田町なし部会は8月5日に梨の出荷目揃え会を開きました。同部会の昨年販売金額は近年で最高の8,289万円を記録しており、今年は昨年を超える8,300万円を計画とします。
 当日は生産者や西三河農業改良普及課ら13人が参加し、出荷規格と今後の栽培や収穫管理について確認。今年は梅雨明けが早く、その後は高温、乾燥により日焼けが懸念されたが、懸命な管理もあり被害は一部に留まりました。7月に入り平年以上の降水量から玉伸びも良く高品質な梨が期待されます。
 桑山幸子専門員は「『豊水』と『あきづき』はシンクイムシ被害を受けやすいため注意が必要。黒星病対策として秋季の防除も徹底して欲しい」と呼び掛けました。
 同部会は16人の生産者が約11㌶で「幸水」、「豊水」、「あきづき」、「新高」と品種を替えながら栽培。管内産直施設「幸田憩の農園」や「おかざき農遊館」などを中心に10月下旬まで出荷は続きます。

写真=梨の形や色を確認する生産者ら(5日、桐山中央コミュニティーセンター)