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種無し巨峰出荷スタート/玉の肥大や着色が良好に進む/JAあいち三河葵ぶどう部会

2022/08/10

 JAあいち三河葵ぶどう部会が栽培する「種なし巨峰」の出荷が8月3日から始まりました。今年は7月に入り降水量が十分であったことや最終週の晴天が続いたことで、玉の肥大や着色が良好に進みました。糖度が高く、程よい酸味が楽しめる高品質な「種なし巨峰」を岡崎市、名古屋市、岐阜県の市場に3万2000パック(1パック350㌘)出荷します。
 出荷前日となる2日には岡崎市にある北部地域交流センターで目揃え会を開き、生産者や西三河農業改良普及課、市場担当者など20人が参加しました。糖酸検査したブドウをもとに着色や食味、粒重などの出荷規格を確認。市場の状況や出荷における注意事項を共有しました。
 同部会の浅川巖部会長は「生産者の管理によって良いブドウが仕上がっている。今年も美味しいブドウを多くの人に届けたい」と話します。
 同部会は12人の生産者が「種なし巨峰」を3.0㌶の面積で栽培。鮮度を重視しており出荷日の朝に収穫しています。出荷はお盆を過ぎた8月中下旬にピークを迎え9月中旬まで続く予定です。

写真=品質を確認する浅川部会長㊥ら(2日、北部地域交流センターで)