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児童と一緒に菜種の搾油体験/油の貴重さ学ぶ/JAあいち三河女性部食育・菜の花実行委員会

2022/07/08

 JAあいち三河女性部食育・菜の花実行委員会は6月30日、岡崎市立六ツ美中部小学校4年生児童40人と菜種の搾油体験を行いました。「安全・安心な食と農」を根幹に食育を通じて農業の大切さを感じてもらうことを目的とします。
 当日は委員11人とJA職員4人が参加。6月3日に刈り取り、本店で乾燥させた菜種を体育館へ運びました。児童らは殻付きの菜種を足で踏んだ後、ふるいにかけて種を落とし、脱穀機や唐箕(とうみ)で選別。最後に搾油機を使って種から油を搾りました。油かすは肥料として校内の花壇に活用。搾油された量の少なさに驚く姿や菜種油の香りを確認する姿などが見られました。今回搾油した菜種油と市販油の味の違いを体験する、フライドポテト作りを秋頃に予定しています。
 石川きぬ枝委員長は「六ツ美地区はかつて菜種の有名な生産地。この地域ならではのイベントとして毎年搾油体験を実施できている。子どもたちに油の貴重さを感じてもらえたら嬉しい」と話しました。

写真=搾油機に興味津々の児童ら(30日、同小学校)