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「いちご塾」から3人が就農へ/産地に貢献できる生産者目指す/JAあいち三河

2022/07/08

 JAあいち三河は主力品目であるイチゴの産地活性化に力を入れます。新規就農者がイチゴ栽培の知識や技術を学ぶ「いちご塾」は今年で開講4年目。生産者の高齢化や生産力低下を防ぎ、自己改革「農業生産の拡大」を目指します。
 7月1日には「令和3年度いちご塾閉講式」を行い、研修生や西三河農林水産事務所、行政ら22人が出席。同JA新家智明経済担当常務から研修生3人に修了証書が授与されました。
 研修生の中野あづささん(50)は「無事に卒業を迎えられて支えてくれた方々へ感謝の気持ちでいっぱい。農業を楽しみ地域を大切にし、産地に貢献できるような生産者を目指したい」と抱負を述べました。
 新家常務は「農業は気候や条件が変動し苦労も多いと思う。悩んだ時は先輩や仲間に相談して、多くの収量を出せるよう精進して欲しい」と激励しました。
 今年度は生産者73人が岡崎市と幸田町でイチゴを栽培。令和3年度の販売金額は11憶7000万円と高く県下有数の産地です。

写真=笑顔で修了証書と記念品を受け取る中野さん㊨(1日、同JA本店)