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房づくり講習会開く/色付きと味の良い房を目指す/岡崎市果樹振興会

2022/06/29

 岡崎市のブドウ生産者で組織する岡崎市果樹振興会は6月15日、同市滝町の浅川巖さんの圃場でブドウの房づくり講習会を開きました。同振興会では形の良い房を作り、粒数を制限することで、色付きと味の良い房を作ることを目的に毎年行っています。
 当日は生産者や西三河農業改良普及課、JAら約20人が参加し、粒が揃う房づくりの方法を確認。目標とする房重における粒数の目安や病害虫の防除について共有しました。今年は平年よりも生育が少し早く進んでいるが順調。品質も良いものができると見込んでいます。
 同振興会の鈴木視番会長は「房づくりは仕上がりが出来に大きく作用する。経験などに頼ってしまいがちだが、講習会でポイントをしっかり学んで栽培に活かして欲しい」と話しました。
 同振興会では37戸が約28㌶で「巨峰」や「デラウェア」、「シャインマスカット」などの約20品種を栽培。早いものでは7月末から産直施設や共選出荷、直売所、通販など様々な出荷形態で販売します。

写真=ブドウの粒数について確認する生産者ら(15日、岡崎市滝町)