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来年産に向けて/イチゴ苗の一次増殖作業実施/JAあいち三河岡崎市いちご部会

2022/06/16

 JAあいち三河岡崎市いちご部会は6月14日、令和5年産に使用するイチゴ苗の一次増殖作業を行いました。イチゴはランナーを伸ばして株分けすることで苗を増やすことができるため、苗が部会員へ配布される来年2月までに約20倍まで増殖させていきます。
 この日は部会員や同JAが開講する「いちご塾」研修生ら約50人が参加し、生育した苗を切り離し、イチゴ育苗培土を入れたプランターに親株を移し替えました。また、10月下旬には二次増殖作業を実施予定で、それまでの期間は液肥管理を行いながら温度管理や寒冷紗をかけるなどして涼しい環境になるよう部会員が当番制で苗を管理していきます。
 同部会は38人の生産者が7.4㌶で高品質なイチゴ「紅ほっぺ」を栽培。県内でも有数の産地で、県が実施する品評会でも評価が高いです。令和元年度から販売開始した1粒70㌘以上の重さがある巨大イチゴ「でかほっぺ」の販売も強化しており、令和3年産から県外への出荷が始まっています。

写真=プランターに親株を定植する部会員ら(14日、岡崎市東阿知波町)